対訳
尹錫悦大統領の配偶者・金健希女史が4月13日、メディアとのインタビューで「経済規模がある国の中で、犬を食べる所は韓国と中国だけ」として、犬食を終わらせようと主張した。金女史はこの日公開されたソウル新聞とのインタビューで、「(尹錫悦政権で)動物虐待と犬の遺棄防止、犬食問題などに具体的な成果が出ることを望む」としてこう述べた。
윤석열 대통령의 배우자인 김건희 여사가 13일 언론 인터뷰에서 “경제 규모가 있는 나라 중 개를 먹는 곳은 우리나라와 중국뿐”이라면서 개 식용 종식을 주장했다. 김 여사는 이날 공개된 서울신문 인터뷰에서 “(윤석열 정부에서) 동물학대와 유기견 방치, 개 식용 문제 등에서 구체적 성과가 나오길 바란다”며 이같이 말했다.
金女史は犬4匹と猫3匹のペットを7匹も飼う動物愛好家だ。遺棄動物の救助団体も長いこと支援している。金女史は「普遍的な文化は先進国と共有しなければならないと思う。(犬食は)韓国への悪感情をもたらしうる」として「究極的に犬を食べないということは、人間と最も近い友達への尊重の表現であり、生命への尊重を意味するもの」だと強調した。
김 여사는 개 4마리와 고양이 3마리 등 반려동물을 7마리나 키우는 동물 애호가다. 유기동물 구조단체도 오랫동안 후원해오고 있다. 김 여사는 “보편적인 문화는 선진국과 공유돼야 한다고 생각한다. (개 식용은) 한국에 대한 반(反)정서를 가지게 할 수 있다”면서 “궁극적으로 개 식용을 안 한다는 건 인간과 가장 가까운 친구에 대한 존중의 표현이자 생명에 대한 존중을 의미하는 것”이라고 강조했다.
https://www.yna.co.kr/view/AKR20220613055200001
テ・ヨンホ国民の力議員は4月14日、「1500万飼い主時代に犬と猫を食べる文化はもう根絶すべきだと思う」として、犬食行為を禁止する「動物保護法一部改正案」を代表発議した。テ議員がこの日発議した動物保護法は、犬や猫を屠殺して食用に使用したり、販売したりする行為を禁止する内容を骨子としている。
태영호 국민의힘 의원은 14일 “1500만 반려인 시대에서 개와 고양이를 먹는 문화는 이제 근절돼야 한다고 생각한다”며 개 식용 행위를 금지하는 ‘동물보호법 일부개정법률안’을 대표 발의했다. 태 의원이 이날 발의한 동물보호법은 개나 고양이를 도살해 식용으로 사용하거나 판매하는 행위를 금지하는 내용을 골자로 한다.
https://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2023041417585461104
「犬食禁止」は40年以上残る問題だ。食品医薬品安全処所管の食品衛生法は、牛、豚など食品原料として使える13品目から犬を除外した。一方、農林畜産食品部所管の畜産法は、犬を家畜に含めた。未だに「補身湯」「サチョル鍋」という名前で犬肉食堂が残っているのはこうした理由からだ。
‘개 식용 금지’는 40년도 넘은 묵은 논란거리다. 식품의약품안전처 소관인 식품위생법은 소·돼지 등 식품 원료로 쓸 수 있는 13개 품목에 개를 제외했다. 반면, 농림축산식품부 소관인 축산법은 개를 가축에 포함했다. 여전히 ‘보신탕’이나 ‘사철탕’ 같은 이름으로 개고기 식당이 남아있는 건 이런 이유에서다.
これに先立ち、社団法人動物福祉研究所アウェアは昨年10~11月、全国の成人男女2000人を対象にアンケートした結果、回答者の94%が過去1年間、犬肉を食べたことがないと答え、89%は今後も食べるつもりがないと答えた。
앞서 사단법인 동물복지연구소 어웨어는 지난해 10~11월 전국 성인남녀 2000명을 대상으로 설문조사한 결과 응답자의 94%가 지난 1년간 개고기를 먹은 적 없다고 답하고, 89%는 앞으로 먹을 의향이 없다고 했다.
https://www.edaily.co.kr/news/read?newsId=01282486635507240&mediaCodeNo=257
ちょっと解説
アジアで昔から広く食べられていたと思われる犬肉。韓国では今も「補身湯」と呼ばれる犬肉鍋の店が残ります。北朝鮮では단고기と言います。中国東北部などでは今でも人気メニューですね。
韓国では、朝鮮戦争後などの食糧難の時代を支えた貴重な蛋白源でもあり、1980年代までは一般的に食べられていたと言われます。流れが変わったのはソウルオリンピック開催を控えた1980年代半ば。1984年に海外からの批判を気にしたソウル市が、大通り沿いでの犬肉販売を禁止したことで、「補身湯」の店は路地裏に追いやられました。韓国の経済成長に伴い、牛や豚、鶏など他の肉が好まれるようになったことや、ペットとして犬を飼う人も増えたこと、そして2002年ワールドカップなど国際イベントのたびに「犬を食べるなんて野蛮」という他の先進国からの視線を受け、犬肉文化は衰退を続けています。70代以上の世代を除いては、犬はほとんど馴染みのない食べ物になっています。
かつては京畿道城南市に韓国最大の犬肉市場があり、檻に入れた犬に電気ショックを与えて撲殺するなど食肉処理が動物虐待だという批判も高まりました。現在はこうした光景が見られることはありませんが、それでも犬肉や補身湯の店がなくなったわけではありません。
2021年9月に文在寅・前大統領が犬食禁止の検討を指示して諮問委員会が設けられ、尹錫悦大統領も選挙時の公約に犬食の禁止を掲げました。野党・共に民主党の李在明代表も、京畿道城南市長時代に犬肉市場の根絶を目指すなど、与野党問わず前向きなのですが、犬肉販売業者たちの反対も根強く、完全な禁止にも踏み切れないのが実情です。
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