#004-1 「女性の敵」と名指しされた男性たちの言い訳は

「今まで間違って生きてきた」「すべてを降ろす」「恥ずかしい」などなど。″이제껏 잘못 살아왔다”″모든 걸 내려놓겠다”″부끄럽다”등등.性的暴行の加害者と名指しされた有名人が、謝罪文を通じ共通して言った言葉だ。チョ・ジェヒョンは「私は罪人」と言い、チョ・ミンギも「残りの生涯、私の過ちを反省する」と言った。他の人も同じだ。

성폭력 가해자로 지목된 유명 인사들이 사과문을 통해 공통적으로 한 말들이다. 조재현은 ”저는 죄인”이라고 했으며, 조민기도 ”남은 일생 동안 제 잘못을 반성하겠다”고 했다. 다른 이들도 마찬가지다.

問題は、加害者と名指しされた人々が「謝罪する」と言いながらも、「何を間違ったのか」、正確に言わないまま、ただ曖昧に見解を明らかにしたということだ。演劇俳優キム・テフンや俳優オ・ダルスは、それぞれ「私が記憶している事実関係が、ネットの書き込みや報道とは異なる部分がある」「一時的にとはいえ恋愛感情があったと思う」と、被害者の暴露が事実と異なる場合があるという端緒を示しもした。

문제는 가해자로 지목된 이들이 ”사죄한다”면서도 ‘무엇을 잘못한 것인지’ 정확하게 말하지 않은 채, 두루뭉술하게만 입장을 밝히고 있다는 것이다. 연극배우 김태훈이나 배우 오달수는 각각 ”제가 기억하는 사실관계가 게시글이나 보도와는 다른 부분이 있다” ”잠시나마 연애감정이 있었다고 생각한다”며 피해자들의 폭로가 사실과 다를 수 있다는 단서를 달기도 했다.

世界日報によると、ソ・ヒェジン ソウル女性弁護士会理事は、これらの謝罪文について以下のような分析を出した。

세계일보에 따르면, 서혜진 서울여성변호사회 이사는 이러한 사과문에 대해 아래와 같은 분석을 내놓았다.

「君の気分を害したら謝る」、または犯行の認定は避けながら「今まで間違って生きてきた」と感情的に謝るのは法的には何の意味もない。
たとえば、被害者が強姦だと主張すれば「そうです。強姦しました」と認め、「法的責任を求める場合、誠実に取り調べを受ける」と言って初めて、法的責任を論じたことになる。その程度でなければ、道義的謝罪にとどまる。
今回の「#MeToo謝罪文」で、最初の戦略は、感情的に「間違っていた、すべてを降ろす」ということだ。その後に、しかしいい感情だったとか、恋愛感情だったと言って不倫を告白したり、最も悪いのは合意によるものだったと付け加えることだ。これは性犯罪の容疑を避けようという手段に見える。
″‘너의 기분을 나쁘게 했다면 사과한다‘거나 범행에 대한 인정은 비껴가면서 ‘이제껏 잘못 살아왔다’고 감정적으로 미안해하는 건 법적으로는 아무 의미가 없다.
예를 들어, 피해자가 강간이라고 주장하면 ‘맞아요. 강간했습니다‘라고 인정하고, ‘법적 책임을 물으신다면 성실히 조사받겠다’고 해야 법적 책임을 논한 게 된다. 그 정도가 아니면 도의적 사과에 그친다.
이번 ‘미투 사과문‘에서 첫 번째 전략은 감정적으로 ‘잘못했다, 모든 걸 내려놓겠다’라고 하는 것이다. 그 뒤에 그렇지만 좋은 감정이었다든지, 연애감정이었다며 불륜을 고백하거나, 가장 나쁘게는 합의에 의한 것이었다고 덧붙이는 것이다. 이는 성범죄 혐의를 피해가려는 수단으로 보인다.”

"모든 걸 내려놓겠다" 미투 가해자들 사과문을 본 전문가의 지적
"감정적으로 미안해하는 건 법적으로 아무 의미가 없거든요" - 서혜진 서울여성변호사회 이사

ちょっと用語解説

내려놓다 有名人の公式謝罪文でよく使われる言葉ですが、役職を辞任したり社会的地位を捨て去ることを意味します。

스승의 날 「師匠の日」。5月15日に先生に感謝の意を示す日として、教え子や保護者が贈りものや歌を歌うなどの行事があります。

김영란법 いわゆる「割り勘法」。2016年に施行された「請託禁止法」。飲食や金銭の供与に一定の制限額をはめ、教師やマスコミ界にも適用したことで、韓国であまり見られなかった割り勘が普及することになりました。

열정페이 「熱情pay」。ファッションや芸術の世界などの世界で、無償または限りなく安い賃金で若者を下働きさせること。日本語で言えば「やりがい搾取」でしょうか。

냉비근성 「鍋根性」というのか、熱しやすく冷めやすい韓国人の気性を指してよく使われる言葉です。

홍준표 野党・自由韓国党総裁。保守・右派層の代表的な政治家で、2017年大統領選では3位。エッセイ集で大学時代、同じ下宿の大学生が、豚の興奮剤を女子大生に飲ませて強姦しようとする計略を手伝ったことを告白していました。

ちょっと背景解説

韓国では2018年2月に、現職の女性検事が職場でのセクハラを実名で告発したのを受け、#MeToo運動が一気に盛り上がりました。

バイプレーヤー俳優オ・ダルスやチョ・ミンギ(自殺してしまいましたが)といった人々の名前が挙がっています。ノーベル文学賞候補と言われた詩人コ・ウンは、女性詩人のチェ・ヨンミが「괴물」(怪物)という詩を発表して、名指しこそしなかったものの告発しました。

トークでは、韓国でミソジニー(女性憎悪)が社会問題化したソウル・江南駅の殺人事件や、ハッシュタグ「文壇界性暴力」「芸術界性暴力」など、縦社会で狭い社会の性暴力を告発する動きなど、#MeTooの前にあった動きについて語っています。

音声はこちら

#004 #MeToo、韓国で盛り上がる、その背景は?
▼「女性の敵」と名指しされた男性たちの言い訳はTwitter: @newsdekoreanInstagram: @newsdekoreanFacebook: YouTube:

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