#167-3 養育費踏み倒し親の身元公開サイトが終了へ（短くニュース）

対訳

バッドファーザーズ、シャッター下ろします
養育費を支払わない親の個人情報を公開するサイト「バッドファーザーズ」が今年10月、3年ぶりに閉鎖されます。これまでは養育費を払わなくても、まともに処罰されなかったけど、今年11月からは法律が変わり、国レベルで出国禁止、個人情報公開ができるんです。これまでバッドファーザーズは身元公開を通じて、890人ぐらいの親に養育費を支給させましたが、サイトの代表は事実摘示名誉毀損の疑いなどで裁判を受けているって。
배드파더스 셔터 내려요
양육비를 지급하지 않는 부모의 신상을 공개하는 사이트 배드파더스가 올해 10월, 3년 만에 문을 닫아요. 지금까지는 양육비를 안 줘도 제대로 처벌을 안 받았지만, 올해 11월부터는 법이 바뀌어 국가 차원에서 출국금지·신상공개를 할 수 있거든요. 지금까지 배드파더스는 신상공개를 통해 890명 정도의 부모가 양육비를 지급하게 했는데, 사이트 대표는 사실적시 명예훼손 혐의 등으로 재판을 받고 있다고.
http://newneek.co/

ちょっと解説

2018年に誕生したバッドファーザーズは、フィリピン人女性と結婚して子どもを産んだまま韓国に逃げてきた韓国人父親「코피노」の行方を捜索する団体で、やがて養育費を払わない親の顔写真や名前をネットに公開するようになりました。

これまで「個人情報を公開する」と事前通告して養育費支給に至ったのが約690件、写真をサイトにアップして解決したのが焼く200件、計約890組の養育費を支給させてきました。しかし殺人をほのめかす脅迫や、証拠不足で個人情報公開に至らなかった親から恨まれることもしばしば。個人情報を公開された親から名誉毀損の訴訟を起こされており、1審は無罪判決が言い渡されたものの、現在2審の裁判が判決を待つ状態です。

日本同様、強制的な執行力も弱いため、韓国も離婚家庭の養育費未払い率は高いのが現状です。ちなみに日本は2016年の調査で24.3％。

ところで韓国では政府機関の女性家族部に「養育費履行管理院」があり、養育費の支払いを受けていない家庭の相談、養育費の一時立て替え、協議や訴訟の支援などをしています。2015年に発足後、21.2％だった養育費支給率が32％に上昇するなど、目に見えた成果が出ている模様。

そして昨年12月に「養育費履行法」が国会で可決され、女性家族部は11月から、顔写真を除く債務者の名前、年齢、職業、住所などをインターネットで公開することになりました。欧米などで実施されている、個人情報公開などの養育費踏み倒し対策に、韓国も乗り出したことになります。