#165-3 良心的兵役拒否で無罪確定

対訳

最高裁判所が宗教的理由ではない非暴力主義の信念で兵役を拒否した人に対して、初めて無罪が確定しました。これまで良心的兵役拒否は、大半がエホバの証人の信徒に認められましたが。今年2月、非暴力主義者の信念を理由に予備軍訓練を拒否した事例が初めて認められ、今回は現役入隊そのものを拒否したことが認められたのです。
대법원이 종교적 이유가 아닌 비폭력주의 신념으로 현역 입대를 거부한 사람에게 처음으로 무죄를 확정했어요. 지금까지 양심적 병역 거부는 대부분 여호와의 증인 신도들에게 인정됐는데요. 지난 2월 비폭력주의 신념을 이유로 예비군 훈련을 거부한 사례가 처음으로 인정됐고, 이번에는 현역 입대 자체를 거부한 게 인정된 거예요.
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ちょっと解説

これまで主に「エホバの証人」信者の兵役拒否は、宗教的理由として無罪判決が確定したケースはありましたが、非暴力という信念を理由に兵役を拒否し、無罪が確定したケースは初めてです。

聯合ニュースによると、この男性は性的マイノリティーで、キリスト教の精神に基づく愛と平和の精神から反戦デモに参加した経験があります。1審では、良心に基づく兵役拒否の処罰例外にあたる「正当な理由」にあたらないとして懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡されましたが、2審では「刑事処罰を受け入れ、兵役を拒否し、控訴審では36カ月の刑務所・拘置所での代替服務をするという意思も明らかにした」として、「信仰と信念に深く根ざし、明白な実態をなしており、戦略的なものではない」として逆転無罪となりました。

現状、病気や負傷など正当な理由なく兵役の義務を果たさなかった人への韓国社会の視線は、まだまだ非常に厳しいものがあるため、今回の判決で兵役を拒む動きが急速に広がることはなさそうです。しかし今まで認められなかった「非暴力」という理由が法的に認められたことは画期的と言えます。