#103-1 新型コロナウィルス「ドライブスルー検査」にみる日韓認識の差

日本の保健当局が韓国の「ドライブスルー」新型コロナウィルス検査方式を批判した。

일본 보건당국이 한국의 ‘드라이브 스루(drive-thru)’ 코로나19(신종 코로나바이러스 감염증) 검사 방식을 비판하고 나섰다.

日本の厚生労働省当局者は3月16日、ヘラルド経済との電話インタビューで、ドライブスルー方式の検査についての考えを明らかにした。
この当局者は「韓国で実施中のドライブスルー方式は保健当局の判断結果、日本と合わず関連要請はしておらず、計画もない」として「韓国が施行中の検査方式は医師が直接診察して判断するものと見ることはできない」と述べた。ドライブスルー方式の単純標本検査は「精度が落ちる」というのだ。

일본 후생노동성 당국자는 16일 헤럴드경제와의 전화 인터뷰에서 드라이브 스루 방식의 검사에 대한 생각을 밝혔다.
이 당국자는 “한국에서 시행 중인 드라이브 스루 방식은 보건당국의 판단 결과, 일본과 맞지 않아 관련 요청은 하지 않았고, 계획도 없다”라며 ”한국이 시행 중인 검사 방식은 의사가 직접 진찰하고 판단하는 것으로 볼 수 없다”라고 말했다. 드라이브 스루 방식의 단순 표본 검사는 ”정확도가 떨어진다”라는 것이다.

同当局者は続いて「誤った検査方式で新型コロナウィルスの誤診事例が増えた場合、国内感染を拡大させる危険がある」と主張し、「日本政府は専門医の判断によってPCR検査(遺伝子増幅検査法)の施行可否を決定する方式を使っている」と明らかにした。

이 당국자는 이어 ”잘못된 검사 방식으로 코로나19 오진 사례가 늘어날 경우, 국내 감염을 확대시킬 위험이 있다”라고 주장하며 ”일본 정부는 전문의의 판단에 따라 PCR 검사(유전자증폭 검사법) 시행 여부를 결정하는 방식을 사용하고 있다”라고 밝혔다.

韓国式ドライブスルー検査は現在、イギリス、ドイツ、ベルギー、オーストラリア、デンマークなどで実施されている。かつてドライブスルー方式の効率性を公に非難したドナルド・トランプ アメリカ大統領も、国家非常事態を宣言し、これを導入すると明らかにした。

한국식 드라이브 스루 검사는 현재 영국, 독일, 벨기에, 호주, 덴마크 등에서 운영되고 있다. 과거 드라이브 스루 방식의 효율성을 공개 비난했던 도널드 트럼프 미국 대통령 역시 국가 비상상태를 선언하며 이를 도입하겠다고 밝힌 바 있다.

日本はこれまで新型コロナウィルスの事態に消極的に対応してきたという批判を受けてきた。 検査を実施するかどうかを医療チームの判断に任せる方式を採っているからだ。15日正午現在、日本で実施された累積検査数は1万3026件(チャーター便帰国者含む)と集計された。韓国の0.048%(15日0時基準で26万8212件)に過ぎない数値だ。

일본은 그간 코로나19 사태에 소극적으로 대응해왔다는 비판을 받아왔다. 검사 시행 여부를 의료진 판단에 맡기는 방식을 채택하면서다. 15일 정오 기준 일본에서 시행된 누적 검사 수는 1만3026건(전세기편 귀국자 포함)으로 집계됐다. 한국의 0.048%(15일 0시 기준 268,212건)에 불과한 수치다.

青瓦台は日本側の評価について「(韓国のドライブスルー検査は)国際標準になりつつある状況だ」と反論した。聯合ニュースによると、青瓦台の主要関係者はこの日、記者らと会った席で「日本がドライブスルー方式をどう評価するかは日本が判断する問題だ」としながらも「ワシントンポストでは今回の韓国防疫対応について『民主主義の成功』という評価を盛り込んで記事にしたりもした」と伝えた。

청와대는 일본 측 평가에 대해 ”(한국의 드라이브 스루 검사는) 국제 표준이 되어가는 상황”이라고 반박했다. 연합뉴스에 따르면 청와대 핵심 관계자는 이날 기자들과 만난 자리에서 ”일본이 ‘드라이브 스루’ 방식을 어떻게 평가할지는 일본이 판단할 문제”라면서도 ”워싱턴포스트에서는 이번 한국 방역 대응에 대해 ‘민주주의 성공’이라는 평가를 담아 기사화하기도 했다”라고 전했다.

일본 후생노동성 측이 한국 '드라이브 스루' 검사에 대해 한 말
일본에 도입할 계획도 없다고 밝혔다.

世界的な話題になった韓国の「ドライブスルー検査」ですが、正式には「選別診療所」の名称で、感染症が疑われる患者が正式な診察を受ける前に、事前診療を受けるための施設で、車に乗ったまま、問診、処方、検査を受けることができます。

報道によれば、ソウル市の場合、市内4カ所にそれぞれ、医師1人と検体採取の看護師・看護助手3人、事務員1人、防疫担当者1人が1チームとして勤務し、3時間以上、3交代で検査しています。 

ドライブスルー方式の利点は、10分前後と、とにかく短時間で済むこと。 ただ、記事に出てきたヘラルド経済によれば、日本の厚生労働省の認識は「診察とは、医者が患者の病歴などを総合的に判断して下すもの」であり、ドライブスルー方式は医師が実施していても診断とは呼べないということになります。 

PCR検査は本来、時間と手間がかかることが指摘されていますが、韓国では時間が短縮できるリアルタイムPCR検査の方式と試薬を官民共同で開発し、緊急承認するなど、医薬行政にスピード感があります。もちろんスピードにはリスクが伴いますが、2015年に186人の感染者と38人の死者を出したMERS(中東呼吸器症候群)の流行で、朴槿恵政権が批判されたことも、スピードある検査と隔離を国民の多くが支持している背景ではないかと思われます。

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