突然ですが、このたび、YouTubeチャンネルを開設しました。
Podcast「ニュースde韓国語」の超番外編としてお届けした、映画「パラサイト」のポン・ジュノ監督と主演ソン・ガンホさんの記者会見(日本記者クラブ)に、韓国語の字幕をつけています。
新型コロナウィルスでイベント中止、外出の用事も減っている中、ご自宅で韓国語学習に役立つのではないかと思った次第です。
その他、過去の音声にも字幕をつけてアップしています。
YouTubeをやらなかった理由
以前から「YouTubeはやらないんですか?」という質問を頂いてきました。
Podcast大国だった韓国も、今やすっかり、人気番組が軸足をYouTubeに移しつつありますしね。
そのたびに「現時点では予定はありません」と答えてきました。
理由はいくつかあります。
編集している余裕がない
会社勤めの傍らやっているPodcastなもので、キャッチーな字幕をつけて編集して、なんてやってると、時間がとても足りません。
あまり顔出ししたくない
先日、公開収録などやってしまったジュジュとよっしーですが、お見せするほどの顔でもないですしね…
Podcastの温かい空間が好き
100回以上続けてきて思うことですが、Podcastを熱心に聴いて下さるリスナーの皆さんは温かいなーと思います。
ハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎さんとも話していたことですが、同じ情報を伝えようとしても、動画と音声ではやはり伝わり方が違うと感じています。自分たちが伝えようとしていることは、複雑な国際情勢に関することですし、スパッと割り切れない話もたくさん。やっぱり音声向きなんだと感じています。
やっぱりやることにした理由
日本語遣いの韓国人の友人から「早口で分かりにくい」と言われたのがきっかけです。
あれ、思ったほど伝わっていないのかも?
単なる自己満足で終わってしまっていても悲しいし、伝えるための努力は、最大限やってみようと思ったわけです。
幸いにも、文字起こしと字幕作成にかかる手間が、技術の進歩で大幅に軽減されたこともあり、細々と立ち上げてみました。
やってみてわかったこと
やってみると、やはり動画メディアと音声メディアの違いを痛感します。音声では楽しく笑い飛ばせた話が、字幕をつけたとたんに鋭利な刃物のように視聴者に突き刺さってくることもあります。
再生回数が多ければ広告収入が得られるなどYouTubeの利点もありますが、やはり音声メディアという原点を忘れずに動画はあくまでサポート的な役割と位置づけ、これからもPodcastをホームに活動していくつもりです。
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