DEUXのメンバー、故キム・ソンジェの元恋人として知られるA氏が「それが知りたい」の「故キム・ソンジェ死亡事件の謎」編に放送禁止の仮処分申請を出し、ついに当該の放送分が放送禁止処分を受けた。
듀스 멤버 故 김성재의 전 여자친구로 알려진 A씨가 ‘그것이 알고싶다‘의 ‘故 김성재 사망사건 미스터리’ 편에 방송금지가처분신청을 낸 가운데 끝내 해당 방송분이 방송 금지 처분을 받았다.
ソウル南部地裁民事合議51部(部長判事パン・ジョンオ)は、A氏が最近提起したSBS「それが知りたい」の故キム・ソンジェ編の放送禁止仮処分申請を2日、認めた。これにより、3日に放映を控えていたキム・ソンジェ関連の内容は、電波に乗ることができなくなった。
서울남부지법 민사합의51부(부장판사 반정우)는 A씨가 최근 제기한 SBS ‘그것이 알고싶다’ 故 김성재 편의 방송금지 가처분 신청을 2일 인용했다. 이에 3일 방영을 앞두고 있던 김성재 관련 내용은 전파를 타지 못하게 됐다.
パン・ジョンオ部長判事は「放送の主な内容は、申請人が故キム・ソンジェを殺害した可能性があるということであれば、申請者の人格と名誉が毀損されるなど、回復できない損害を与える恐れがある」と、認めた背景を明らかにした。
반정우 부장판사는 “방송의 주된 내용이 신청인이 故 김성재를 살해하였을 가능성이 있다는 것이라면 신청인의 인격과 명예가 훼손되는 등 회복할 수 없는 손해를 입게 될 우려가 있다”고 인용의 배경을 밝혔다.
また「放送が持つ広範かつ迅速な伝播力を考慮すれば、事後訂正報道や反論報道による被害救済だけでは十分な人格と名誉回復を期待することができない」とも説明した。
그러면서 ”방송이 갖는 광범위하고 신속한 전파력을 감안하면 사후 정정 보도나 반박 보도에 의한 피해구제만으로는 충분한 인격과 명예 회복을 기대할 수 없다”고도 설명했다.
先に「それが知りたい」は3日の放送で、キム・ソンジェの死に対する疑惑を取り上げると予告した。 以後A氏は、この番組が本人の名誉など人格権を侵害する余地があるという趣旨で、7月30日に放送禁止仮処分申請を起こした。A氏側は、すでに裁判を通じて嫌疑なしと明らかになっているのに、放送を通じて事実と異なる中傷やデマ、個人情報暴露などの被害が甚大だいう見解を伝えた。
앞서 ‘그것이 알고싶다’는 3일 방송에서 김성재의 죽음에 대한 의혹을 다루겠다고 예고했다. 이후 A씨는 해당 방송이 본인의 명예 등 인격권을 침해할 여지가 있다는 취지로 7월 30일 방송금지가처분신청을 냈다. A씨 측은 이미 재판을 통해서 혐의 없음이 밝혀졌는데 방송을 통해 사실과 다른 악플과 거짓, 개인신상털이 등 피해가 막심하다는 입장을 전했다.
これに対し「それが知りたい」のぺ・ジョンフンプロデューサーは1日、インスタグラムに放送禁止仮処分申請書の写真を公開し、「そうしよう、一度徹底的に闘ってみよう」という投稿をアップした。
이에 ‘그것이 알고 싶다’ 배정훈 PD는 1일 인스타그램에 방송금지가처분신청서 사진을 공개하며 ”그럽시다, 한 번 진하게 붙어봅시다”라는 글을 올리기도 했다.
1993年にDEUXとしてデビューしたキム・ソンジェは、1995年にソロ復帰1日で死亡しているのが発見された。当時容疑者と目された恋人のA氏は、1審で無期懲役を宣告されたが、2審、3審で無罪を言い渡された。
1993년 듀스로 데뷔한 김성재는 1995년 솔로 컴백 하루만에 숨을 거둔 채 발견됐다. 당시 용의자로 지목됐던 여자친구 A씨는 1심에서 무기징역을 선고받았으나 2심, 3심에서는 무죄를 선고받았다.
1993年にデビューし、90年代中盤のダンス・ヒップホップシーンを代表する人気デュオ「DEUX」(デュースと読む)のメンバーだったキム・ソンジェは、1995年11月20日にスイスグランドホテルの一室で変死していたのを発見されました。死因は薬物中毒。右足に多数の注射の痕が見つかりました。デュオ解散から約5カ月後、23歳の若さでした。翌月、恋人の女性が麻酔剤を注射して殺害した疑いで逮捕されましたが、最高裁で無罪になったのはPodcastで紹介した通りです。
「それが知りたい」の番組内容は放送されなかったため明らかではありませんが、制作チームが3日に出した公式声明によると、番組は「新たな科学的事実が明らかになったという専門家たちの通報により企画され、5カ月間の資料調査と取材を経た」という内容だったようです。
ところで2017年8月に映画「キム・グワンソク」という映画が公開されました。1996年に自殺したとされた有名歌手キム・グワンソクが、実は他殺で、有力容疑者は元妻だという内容でした。映画制作者のイ・サンホ氏はMBCを解雇された調査報道メディアの運営者。映画では、その約10年後にキム・グワンソクの娘も死亡していたことなどが紹介され、再捜査が始まりましたが、娘の殺人容疑は最終的に証拠不十分で不起訴となり、映画制作者は名誉毀損などで元妻に訴えられ、損害賠償を命じる判決が確定しています。
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